一度失ったもの

2005年10月24日
人を切り捨てる事など、できる身分じゃないと思っている。
離れていく人が居たら仕方が無いと思ってた。
むしろ、好んで離れようとしてる人間だ。

でも今日、大事な人を切り捨ててしまった。
切り捨てられる方がどれだけ楽だったのか知った。
というのはただ感傷的になりたかっただけみたいだ。

リアルではない世界でのこと。

もしも自分のことを好きでいてくれていた人だったら・・・。
身勝手な行動で人の心を弄んでまた、傷つけるだけだった。

時間は刻々と過ぎていく。
ただ早く、もしも傷つけてしまっていたら早くその人を
思ってくれる気の合う人が現れてほしい。
願う事しか出来ないけど。
もう同じ繰り返しはしない。
恐怖とか罪悪感とかじゃなくて事実は変えられない。
また失ってから大事な人だったと分かった。

あんな奴、離れて良かったよって思ってくれてたらいい。
傷つけたかなというのもただ自分の推測でしかなくて自惚れかもしれない
いつも、そう思ってきたんだ。
話さないほうがいいから、これでいいんだと。
存在しない方がいいから、これでいいんだと。
でも違って、私は本当は話したかった。根底にあったのは
相手を、認められない心だった。
中途半端な関わりが傷つけた。変な不気味さを残した。

ただ事実だけが残る。
それも忘れるでしょうけど、命にまた泥を塗りつけた。相手の心にも。
ごめんなさいは言えない。

傷つく前に早く。傷つける方を選んだのかもしれなかった。
友達でもないただの知り合いだったのかもしれないけど。
寂しいという事だってただ思って欲しかったから感じるだけかも。
いつか思い出になるのにね。
何か悲しいや。最低だ。

自分がこの世で逢える人は限られていて、その中でも大事に
思える人は限られている。
人は一生のうち友達で居られるのは50人くらいまでだと聞いたことがある。定かではないけれど・・。
それでも思い入れることができる人は限られていて、いつか忘れちゃう。
離れてしまう。
その時だけの友情もあるから。
合わせるという事は、気遣いに入るけどそればかりでは辛くなる。ただ、言い方だった。接し方だった。
同情じゃ、友情じゃない。
ただ大事に思うこと、それが出来なかった。
それとただ、自分も気を遣えなくて本音でも話せなくて
息がつまっていただけなのかもしれない。

この手で大事に出来る人が居るなら大切にしたいと思った。
そんな人と出会えたことが幸せなことだから。
自分の気持ちを大事にして、相手を大事にする事。
まず自分を好きになれないと。
今を大切に生きる事。
これ以上嫌いにならないように。もっと人を、自分を好きになれるように。

息がつまりそう。そんな思いをさせないように。
償えるように。幸せになれるように。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

この日記について

日記内を検索